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大江戸一(おおえどはじめ)のマーケットクリップ

神楽坂の裏路地にたたずむ和風茶房「神楽坂 茶寮 本店(saryo)」


神楽坂は古さと新しさが同居するダサいけどなぜか魅力的な街です。
神楽坂通りを上っていくと提灯がずらりと並んでいて、神楽坂の白いロゴが入った真っ赤な旗がはためいています。
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何年ぶりでしょう、この坂を上るのは。
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昔、ここに確か浦沢製靴という名のオーダーシューズの店がありました。
日本橋高島屋のオーダーシューズはここで作っていると聞き、店に行くと格安に作ってくれるというので訪ねてみました。
昔ながらの古い靴屋でしたがコードバンなどの革があふれんばかりにあり、職人さんがいる店でした。そこでチャーチのウイングチップが載った雑誌の切り抜きを見せ、こんなのを作ってくださいとお願いしました。
「コードバンはすぐ傷がつくから勧めないよ。やっぱりドイツ銀板ボックスだよ。」
銀板ボックスというよくわからないけど魅力的な響きに惹かれ、ではそれでお願いしますと言いました。その日、足型を取り完成までずいぶん待ったような記憶があります。
出来上がった日に店まで取りに行き、その革の輝きと先端部分メダリオンの美しいできばえに驚いた記憶があります。
それとともに細身のチャーチのイメージではなく自分の足型にフィットするよう作ってくれたおかげで幅広のちょっとイメージと違う形にちょっとがっかりしたのを思い出します。靴にがっかりというより日本人らしい甲高段広の自分の足にです。
その靴はあまり履くことはありませんでしたが、とても履き心地がよく今でも靴箱に大切にしまってあります。

今ではフランス人シェフのいるガレットの名店があったりイタリアンレストランがあったりと裏路地を探検する楽しみがあります。
今日はまんじゅうカフェ「麦丸」に行くのが目的だったのですが、行ってみたら「本日のまんじゅうは売り切れました。」との看板が置いてあって閉まっていました。
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そのそばにデッキテラスのあるカフェがありました。
ここは一目見ただけで惹かれました。
町屋風のたたずまいが都会の喧噪を忘れさせてくれます。
一人で静かに本を読むのもよし、恋人同士で静かな時間を過ごすのもよし、仲間同士で談笑するのもよし。
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道行く人が「ワー、すてきな店」とか「ここってシフォンケーキがおいしいのよ」とか言っていました。
僕は「クルミとわらびもちのタルト。抹茶アイス添え」を頼んでみました。
いったいどんなタルトなのか想像もつかない未知のタルトで、胸わくわく。
そして、こんなのでした。
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想像の100倍うまそー!
そして食べてみるとあんこと生クリームにくるみが混じり合って「なんじゃこりゃー!」と心の中で感嘆の声を上げてしまいました。
もちろん、こんな静かな店では猫をかぶり通さないといけません。
横に添えられている抹茶アイスも乗せて食べた日にゃ、・・・以下おいしすぎて書けません。
有機アイスカフェラテもほろにがコーヒーにミルクとメイプルシロップが絶妙の塩梅でおいしいー!
セットで940円。
味も雰囲気も大満足な店を見つけて幸せな気分に浸りました。

神楽坂 茶寮 本店
住所:東京都新宿区神楽坂5-9
Tel:03-3266-0880
営業時間:
月~金:11:30~23:00(L.O.22:00)
土・日・祝:11:30~22:00(L.O.21:00)
茶寮

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# by edolove | 2006-07-07 00:31 | グルメ

Aoyama Flower Market南青山本店内覧会!

今日はお誘いを受けてAoyama Flower Market南青山本店グランドオープンの内覧会に行ってきました。
表参道交差点からみゆき通り沿いをフロムファースト方面に歩くとすぐ右手半地下にAoyama Flower Marketのオレンジ色のサインが見えます。
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入口には夏らしいひまわりの花がたくさんお出迎えしてくれています。
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今回のリニューアルのコンセプトは「Not 高級 but 高感度」だそうで、お客様が気軽に入れる雰囲気を持ちつつ、感度の高い店舗デザイン・商品をめざしたそうです。
入って右手はちょっと「fuga(風花)」のような高級感にあふれていて、ちまたのシャンデリア人気を受けて挑戦してみたというグリーンネックレスのシャンデリアが目立っています。
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その周囲はガーデングッズコーナーになっていました。
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そして入口ひまわりから奥までひな壇什器に花、花、花・・・
やや暗めの店内で花にスポットが当てられ、まさに舞台の上の主役達。
その美しさに思わず息を飲みます。300種類あるとか。
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大好きなクレマチスの切り花なんて初めて見たなー。
これらはすべてセルフサービスになっています。
そして奥は花の持ちを実験するテストコーナーとブーケアレンジが見られるガラス貼りの工房があります。
工房は「Life Style Bouquet」と名付けられていてまるでタルト作りを見ているような楽しさがあります。
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素晴らしいお店でした。
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そうこうしているうちに5階のオフィスに呼ばれ、エレベーターで上がっていきました。
エレベーターの扉が開くとそこはグリーンに満ちあふれたスペース。
甕に入った金魚も一緒にお出迎え。
どこか教授の部屋という感じもありそのゆとりと環境のすばらしさにうらやましさがふつふつと湧いてきます。
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ミーティングルームにはテーブルがいくつか置いてあってドリンクサービスやテーブルの上には手作りの料理やパティスリーがふんだんに置いてありました。
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スタッフの皆さんからはおもてなしの気持ちが伝わってきて、しっかりとした文化やポリシーを持ったいい会社だなと正直思いました。
料理もおいしく、こんなレセプションがあるなんて・・・
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帰るときにはおみやげまでいただきました。重ね重ね御礼申し上げます。
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もう何年かしたら花以外のライフスタイル全般も手がけて、多くのお客様に支持されるすごい会社になっているかも知れませんね。

Aoyama Flower Market南青山本店
住所:東京都港区南青山5-1-2 エリービル1F
アクセス:東京メトロ表参道駅A4出口正面
電話番号:03-3486-8787
営業時間:
月~土10:00~21:00
日・祝 10:00~19:00
(地図をクリックすると拡大します。)
Aoyama Flower Market

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# by edolove | 2006-07-01 21:19 | 生活雑貨

古代英国の船室にタイムスリップ。横浜赤レンガ倉庫「THE GLOBE」

久しぶりに横浜赤レンガ倉庫を訪ねてみました。
港からの風が心地よくワールドカップの無惨な敗北でうちひしがれた心を安らげてくれます。
レンガ造りの建物は久しぶりに見ても重厚で威厳を備えており圧倒的な迫力を周りに与えています。
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建物の中は相変わらず薄暗くて、なぜかわかりませんがちょっとワクワクする気持ちが湧いてきます。
ぐるりと見て回りましたがやはり「THE GLOBE」はいつ見ても魅力的。
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特にシャンデリアの品揃えは天下無敵で20万とか40万のものが100本以上ぶら下がっています。
ここは照明の暗さも相まって「難破船に眠っていた財宝たち」というそんな感じがします。
とっても洗練されているとは言い難いのが逆に魅力で、ワイルドな男のアンティークをこれでもか!と見せつけています。
この店を見に行くだけでも赤レンガ倉庫に行く価値があるというものです。
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そしてガラス貼りのオープンテラスでアイスカフェラテを飲みながら外の空気を味わう。
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平日の赤レンガ倉庫にいると文学でも書けそうな気になります。

THE GLOBE
住所:神奈川県横浜市中区新港1-1-2 横浜赤レンガ倉庫2号館2F
営業時間:11:00~20:00
Tel:045-650-8722

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# by edolove | 2006-06-30 21:34 | インテリア

イデーショップ青山本店、ひとまず歴史に幕。

青山骨董通りから根津美術館に向かう道沿いに緑あふれる独特の存在感を示していた「イデーショップ本店」がついに閉店しました。
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既に閉店していた近くの「イデーショップ・パシフィック」とともに貴重な存在がいったん姿を消しました。
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今回は物件の契約満了に伴うもので1995年12月のオープン以来ほぼ10年で姿を消すことになります。
今夏、青山エリアに新店舗を出す予定ということで、それまでは骨董通りのルシェルブルー跡地に「IDEE CAMP(イデーキャンプ)」を運営します。ここは準備室とショールームも兼ねるということです。
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北青山のIDEE実験店「スプートニク」もずいぶん前に閉店してしまいましたし、ひとつの歴史に幕が下りたという気がします。
特に青山本店は建物と緑が渾然一体となった独特の異空間だっただけに残念でなりません。
このエリアで存在感のあるたたずまいは、以前紹介した「センプレ・スタジオ」だけになってしまいました。

IDEE CAMPはブルーと白を基調としたガラス張りのモダンな外観で従来の店舗とは全く異なりイデーらしさが感じられません。
移転後の本店はいったいどのようなつくりになるのか楽しみでもあり不安でもあります。
歴史を感じさせるような重厚で味のある世界観を期待しています。

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# by edolove | 2006-06-28 22:23 | インテリア

今年もオープン。青山「nakata.net CAFE」

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ワールドカップ中はワールドカップに専念するため、ブログはほったらかしでしたが、ようやく少しだけやる気が戻ってきました。
2002年には東京国際フォーラムにあったnakata.net CAFE、物珍しさもあって行きまくってましたが、今年は青山にできました。
青山通り沿い、紀伊国屋の跡地です。
外観は真っ黒い箱の形でナイキのトレードマークのような柱が並んでいて非常にクールなのに圧倒的存在感があります。
中田らしいといえば中田らしいですね。
丸い看板もクロームが鈍く輝き、直線と曲線がうまく解け合った外観には間違いなく目を奪われるでしょう。
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室内は一転してウッディで小規模なコンサートホールのようです。
正面に170センチの巨大なプロジェクタースクリーンがあり、左右にはスポンサーである東芝の47インチ液晶テレビが左右合計7台、壁に据え付けてあります。左手にはカウンターがあってこれまた東芝のノートパソコンがずらりと並んでいます。
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右手は舞台のように高くなっていてラグジュアリー感漂うVIPシートのようなソファセットが置いてあります。
実際は誰でも座れますが。
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奥は野球場のようなひな壇場のベンチ席になっていて、ここだけはタバコが吸えます。(えらいぞー!)
そして中央部分はBALSのスッキリとしたテーブルセットが置いてあります。

システムは中に入って正面カウンターで注文、品物を受け取って好きな席につくというカフェテリア方式でした。
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スタッフは全員背中にnakata.net CAFEと白いロゴが入った黒いT-シャツに黒いボトムスというシャープなスタイリング。
いったん席に着いたらネットを使おうが、記念グッズを買おうが、ゴロゴロしてサッカーを見ようが自由!
なんか、くつろぐなー。
でも日本戦がある日は整理券が必要で、オールスタンディングだそうです。
ブラジル戦では朝11時に整理券配布開始、夜8時半にいったん店を閉めて10時から営業再開。朝6時まで営業しっぱなし!
朝11時の整理券入手がちと難しそうだが、朝までここで応援するのもいいなー。
ガンバレ、ニッポン。

nakata.net CAFE
住所:東京都港区北青山3-11-7
営業時間:11:00~23:00 ※試合開催期間は夜間営業
営業期間:平成18年4月25日(火)~7月16日(日)
(地図をクリックすると拡大します。)
nakata.net CAFE
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# by edolove | 2006-06-21 21:47 | グルメ