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大江戸一(おおえどはじめ)のマーケットクリップ

こっちはお休み中~

最近、こっちの方は全く更新してません。
というのも、もっと簡単なブログにアップしてるからなのです。
http://4travel.jp/traveler/oedohajime/
こっちでぼちぼち書いてます~。
また遊びに来てください(*´・ω・)(・ω・`*)ネー。
# by edolove | 2007-01-29 23:31 | ひとこと

ひとりで過ごすゆったりした空間。神楽坂「まんじゅう喫茶 麦丸2」

神楽坂は江戸情緒を残しながらも「今」が味わえる東京でも貴重な街だと思う。

そんな神楽坂にはいくつものお気に入りの店があるが、今日は「まんじゅう喫茶 麦丸」を取り上げてみよう。
町屋ふうの喫茶「神楽坂茶寮」を以前紹介したが、麦丸は神楽坂茶寮の先を左折してすぐ右手にある小さな一軒家である。
ひとりで過ごすゆったりした空間。神楽坂「まんじゅう喫茶 麦丸2」_a0068134_14254877.jpg

すぐ先は大久保通り。
古い民家を改造したカフェ。今風に言えばリノベーションカフェということになるが、あたたかい光に惹かれ入ってみた。
ひとりで過ごすゆったりした空間。神楽坂「まんじゅう喫茶 麦丸2」_a0068134_14303629.jpg

1階は女将のスペースとわずか2席だけ。女将といっても別に和服姿ではない。ただママという雰囲気ではないのだ。
昔は劇団か音楽、あるいは絵画でもやっていたような雰囲気で独特の存在感がある。
女将のスペースはカウンターに囲まれたほんの2畳ほどしかなく、そこでまんじゅうを作り、コーヒーや紅茶を入れ、テイクアウトの販売もしている。
ひとりで過ごすゆったりした空間。神楽坂「まんじゅう喫茶 麦丸2」_a0068134_14272054.jpg

禁煙全盛の今時、くわえ煙草でコーヒーを入れる女将の姿はわけもなくカッコいい。
くわえ煙草でコーヒーは入れてなかったかもしれないがそんな残像がイメージとして残っている。
そして1階は2席とはいえ、なんとも不思議なレイアウトでちょっとした待合室くらいのスペースに椅子とテーブルがぽんぽんと置かれている。
ソファに座ってみても、これが何か落ち着かない。
薄暗い店内。ぼおっと黄色く光るランプ。名も知らぬアコースティックギターが壁から掛けられ、ジャズが流れる。
ひとりで過ごすゆったりした空間。神楽坂「まんじゅう喫茶 麦丸2」_a0068134_14282878.jpg

そして店の隅では看板猫の松子さんが丸くなっている。
しばらく落ち着かない時間を過ごしているうちに、なぜか居心地がよくなっていることに気づいた。
慣れたのかな。

そうこうしているうちに「アールグレイのポット入りホットミルクティ」と「マロンまんじゅう」が運ばれてきた。
ポットとカップはガラス製。
そしてミルクは蚤の市で売っているような使い込まれた銀色のピッチャーに入ってきた。
まんじゅうは小さなあんまんのようで、ほかほか。この店では「マンジウ」と呼ばれ、ひとつ130円。
皮は定番の白地のほか黒蜜地とヨモギ地があって具はあんこやクリーム、チョコ、うぐいすあん、チーズなどがある。
ガラステーブルの上にこの店の世界観が凝縮されていた。
ひとりで過ごすゆったりした空間。神楽坂「まんじゅう喫茶 麦丸2」_a0068134_14285332.jpg

やがて音楽が止み、店内は静けさに包まれる。
しかし、そこにはあたたかく、懐かしい空気が漂いそこにいる時間を忘れさせてくれるようだった。

薄暗く、黄色みを帯びた灯り。古い調度品。退廃したムード。
今が21世紀だということを忘れ、太古の人間が炎のゆらぎを洞窟の中で見ているような錯綜感にとらわれる空間。
これが気持ちを落ち着かせてくれるのだろう。

まんじゅう喫茶 麦丸2
住所:東京都新宿区神楽坂5-20
定休日:水曜日


(地図をクリックすると拡大します。)
麦丸2

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# by edolove | 2006-11-26 14:30 | グルメ

今も70年代が息づくジャズ喫茶!前橋「ダウンビート」

前橋馬場川通り。
川というより小さなせせらぎのような静かな水の流れ。
昼間はじっと息を潜めるような通り。かといって夜にぎやかになるわけではない。
ただ、ランプや白熱灯の灯りが闇の中にぼうっと見え、ついつい足を運んでしまうようなところです。
この店も木々の間から漏れる電灯の光が印象的で、ちょうどおなかも空いていたので入ってみました。
今も70年代が息づくジャズ喫茶!前橋「ダウンビート」_a0068134_21593544.jpg

入り口の正面にはアナログディスクが壁一面にびっしり詰まっていて、そこに埋め込まれるように置かれたALTECのスピーカーからはキレのよいジャズが流れていました。
今も70年代が息づくジャズ喫茶!前橋「ダウンビート」_a0068134_22103124.jpg

ビストロかイタメシ屋かなと思ったらジャズ喫茶でした。
マスターに「メシ食えますか?」と尋ねると「できますよ」と即答。
仲間と一緒に店に入りました。
天井にはマイルスデイビスのポスターが貼られ、店内のいたるところに様々なポスターが貼ってありました。それはそのままこの店の歴史なのでしょう。
マスターに「いつからやってるんですか?」と尋ねると「もう33年もやってます」とのこと。
テーブルの脇には未だ現役かどうかもわからない古いピアノがあり、その隣にマスターがウッドベースを弾いている写真が飾ってありました。
今も70年代が息づくジャズ喫茶!前橋「ダウンビート」_a0068134_2159661.jpg

女性の気配すらなく、ひたすら男の世界。
流れている曲は聴いたこともないものばかりでしたがヌケのいいすばらしい音でジャズもいいなと心底思いました。キースとかメルドーくらいしか聴きませんからね、僕は。

ぶ厚い単行本を1冊持ってぜひこの店に行ってみてください。
きっと心地よい充実感に包まれますよ。

Down Beat
住所:群馬県前橋市本町2ー2-20
電話:027-233-4856
場所:
Down Beat

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# by edolove | 2006-10-09 22:13 | グルメ

放置

ながーい夏休み+秋休み?。
読書と映画と音楽漬けの生活でした。
灰谷健次郎の「天の瞳」や「はるかニナイ・カライ」で胸を熱くし、沢木耕太郎の「彼らの流儀」で短い文章の中に広がる「彼ら」の生き生きとした描写に感心し、トリイ・ヘイデンの「シ-ラという子」や「タイガーと呼ばれた子」で涙していました。
音楽ではHoobastankの小気味よいサウンドに胸が高まり、今更ながら椎名林檎の「ギブン」でジーンとなったりしていました。
そんな合間にも仙台や盛岡、酒田。岡山、鳥取、島根をはじめ各地に足を伸ばしていました。
でも、最近なかなか「これだ!」という店に出会わなくなってきました。
かなりいい店はたくさんありますが、感動するほどすばらしい店ってないものですね。
これから少しバーを下げてまたぼちぼち紹介していきたいと思います。

でもつくづく感じるのは、個人が自分の世界観を徹底的に掘り下げた店はどう逆立ちしても大手企業の店はかなわないってことです。
大手の店は表面だけ整えても「魂」が入っていない店が多くて。
それに比べて個人がやっている店は「味」のあるところが多いです。

では、また今から赤城山に向かって出発します。
# by edolove | 2006-10-07 09:54 | ひとこと

さぼりー。

サボってます!大江戸、ちと、ブログのほうサボリまくってます。
その理由はといいますと、サボリたくなったから。
なんちゃって。
ここんとこ、結構いい店には出会うものの、「お!すっげー」と感動するほどの店に出会っていないということもあります。ソコソコいい店が多すぎるんだよナー。
さて、そんなこんなで今日は博多のど真ん中、大名に来ています。
いいなー、博多は・・・!
しかし、雨・・・・・・・・・・。
晴れ男で雨なんかほとんど降られたことないのにー><。

そんな雨の中、海っぺりのマリノアシティ福岡に行ってきたのでした。
久しぶりのマリノアシティ、増床してスケールアップしてました。
相変わらず観覧車がド迫力!
さぼりー。_a0068134_21103521.jpg

晴れてたら絵はがきモンの写真だったのに・・・。
しかし日本じゃないような景色でしょ。
さぼりー。_a0068134_21112597.jpg

明日も雨の予報。マズイ。
明日は車で福岡から熊本あたりまで走ってくる予定です。
いい店と出会いますように・・・・
# by edolove | 2006-07-19 21:13 | ひとこと