はじめてこの店を見たのは今からちょうど一年前、大阪日本橋から難波へ歩いていたときでした。
道具屋筋の向いに「
なおきの ぱん工房 ぶうらんじぇ」という看板が見えて、全品105円と書いてあったのです。
なにー!ぜんぴんひゃくごえん??
ということで2階に上がっていきました。
全品105円ってどんなパンだろうと興味津々で店に入りました。
すると木製トレーの上にずらりとパンが並んでいます。
赤いベリーの載った「ニューヨークスタイルのデニッシュ」やバナナの上にチョコレートのかけてある「チョコバナナ」、「ダークチェリーのデニッシュ」、「ブリオッシュアラクレーム」などのデザート系のパンのほかピロシキやコロッケパン、カツサンドなどがずらり。
これ、ほんとに全部105円なの?と呆然とするくらいの完成度の高さと信じられない値段です。
テラスのカフェで食べてみましたが、おいしい・・・。
とても強く印象に残り、帰宅してから調べたところ、本店は滋賀の草津にあって、京都のフランス割烹「祇園おくむら」の奥村直樹氏がプロデュース。
そして2003年2月草津市にオープンしたとのことでした。
というわけで念願の草津本店に行ってきました。
バスでかがやき通り沿い「丸尾」停留所で降りてゆるい坂道を上がっていきます。
しばらくすると右手に花屋が見えてきました。斜め右手の細い道を入っていくと「SECOND HOUSE Garden」と「ぶうらんじぇ」という文字が見えます。
ここです。ついに到着。
でも思ったより小さい店でした。
「ここはカフェはついてないのか」
入り口には店内混雑時、一時的に入場制限云々と書いた紙が貼ってありました。
中はやっぱり狭い。木の床に木の壁、そして木の棚の上に数え切れないほどたくさんの種類のパンが並んでいます。
一年ぶりに見たぶうらんじぇのパンはやっぱりすごかった。
一段とパワーアップしたようでどれもこれもおいしそう。
じっくり時間をかけて10個選びました。
でも食べる場所がない・・・。
外にテーブルと椅子のセットかカフェがあればいいのになと思いました。
さてようやく食べられる場所に来ました。
まず特製ロースカツサンドから。
見ただけでおいしそうなのですが一口食べてみると「本格派だー!」
ロースカツは厚みがあるのに柔らかくて、キャベツとマスタードとのマッチングが絶妙。
おいしさが口いっぱいに広がります。
次にコロッケパン。これは揚げたコロッケが入っているのではなくパンの中にコロッケの具を入れて揚げてありました。
うまい!
ピロシキ。
うまい!
と次々と食べていきます。
そしてどれも期待以上の味。
中でも極上だったのは「くるみとりんごのパン」。なりは地味なのですが、モチモチのパンにクルミとリンゴが練り込んであって食感もよくかみしめるとじわっとそれぞれの味がブレンドされて得も言われぬ味。
「フルーツのデニッシュ」もフルーツの下に隠れているクリームが軽いのにコクがありベリーの酸味とマッチして完璧。
完全脱帽です。もう一度言いますが全部105円です。
「こんな店が家の近所にあったらなー」と切に願って止みません。
今のところ滋賀のほか大阪、兵庫と関西のみなのですがぜひ関東にも進出してくださいね。
なおきの ぱん工房 ぶうらんじぇ本店
住所:滋賀県草津市追分町1118 セカンドハウス横
Tel:077-516-0202
営業時間:0:00~18:30
(小さい地図をクリックすると拡大します)
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